カゴ 過剰適応症候群の次女
2階廊下にあるカゴの中身を片付けます。
before
カゴの中身はほとんど次女の塾関係のプリントでした。
after
カゴの中、埃が溜まっていたので拭きました。
3人の兄弟の真ん中の子にはよく聞く話ですが、次女はとても手がかかる子です。
6年生ですが、まだかんしゃくを起こすのです。
次女はちょうど1年程前から時折「学校に行きたくない」と言うようになりました。
それでも遅刻して何とか登校していました。
ある日、担任の先生から指摘がありました。
「過剰適応症候群では?」と。
私は初めて聞く言葉でしたが、どうやら『頑張り屋の兄弟がいる子がそういった症状になることがある』とのこと。
次女はいつも長女と自分を比べ、長女に負けたくないと思い、頑張り過ぎていたのです。
私は長女と次女を比べたことはありませんでした。(もちろん姉妹ですから、多少はありますが決して「長女は良くできるのに、次女はできない」という風には考えたことはありませんでした。)
彼女は幼い頃から私がどんなに褒めても、自分自身が納得しなければ良しとしませんでした。
長女は長女の長所があり、次女は次女の長所があるとも何度も話をしました。
それでも年齢が上がるに連れ、少しずつではありますが自信をつけていき、ゆっくり成長していったのです。
しかし昨年10月に、すぐ側に住む私の父が亡くなりました。
子どもたちは皆、私の父のことが大好きでしたので悲しみにくれました。
次女は『お祖父ちゃん』という安心して甘えられる場所を失い、その結果『学校に行きたくない』という気持ちに繋がってしまったのです。
この話は次回に続きます。